睦月は、王子様!?

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その後 私も茉莉華ちゃんと拓馬君のママに謝罪した。 私も止められなかったから もちろん許してくれたが 申し訳ない気持ちになった。 帰り道、睦月君にどうして謝ったのかと聞くが 何も応えてくれなかった。 どうしてだろうか? 自宅に帰ると先生に事情を話した。 これで事情を話すのは、2回目だ。 しかし先生は、それを聞くと笑い出した。 「アハハッ……性格ブスか。それは、いい。 拓馬の奴…ナイスじゃねぇーか」 「笑い事ではありませんよ!? もうビックリしたし、どうなるのかと ヒヤヒヤしましたよ」 思い出しただけでもヒヤッとする。 「どうなるも子供同士の喧嘩だろ? 低俗か…言ってくれるじゃねーか。 性格ブスと言われるのも当然だな」 先生……。 拓馬君みたいな事を言わないで下さい。 「ですが、それだとまずいのではないですか? 余計に泣かしちゃいますよ」 そう言い返した。 泣かしたらダメだと思う。
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