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睦月君の台詞は、一言鳴くだけ。
もし言えなくてもいいように
先生が配慮してくれている。
馬らしく見えるように
何度も家で練習したし…大丈夫なはず。
頑張って!
白雪姫の茉莉華ちゃんが毒りんごを食べて
眠りについてしまった。
王子様のkissで目を覚ました白雪姫は、
王子様と結ばれる。
最後に馬の睦月君が鳴くと
音楽が流れ皆で歌って劇が終わるはずだった。
しかし茉莉華ちゃんが
立ち上がろうとした…その時。
張りぼての一部が外れ
茉莉華ちゃん目掛けて落ちてきた。
あ、危ない!!?
「キャアッ!?」
茉莉華ちゃんは、恐怖で目をつぶった。
しかし茉莉華ちゃんに張りぼてが
落ちる事はなかった。
何故なら睦月君が茉莉華ちゃんの前に立ち
張りぼてを押さえて庇ってくれたからだ。
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