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「まぁ、途中で辞めちまったけどな。俺も妻も
なぁ?だからお前に馬鹿にされる筋合いはない。
睦月行くぞ」
茉莉華ちゃんのパパの肩をポンと叩くと
先生は、歩きだした。
すると睦月君は、チラッと
茉莉華ちゃんのパパを見ると
「……無様だね?おじちゃん」
それだけ言うとこちらに来た。
「先生……睦月君!?」
私は、心配そうに2人の所に行く。
茉莉華ちゃんのパパは、黙ったまま
言い返してもこなかった。
驚き過ぎて動けなくなったようだ。
私も驚いたが。
「まさか先生が
S大出身だとは、驚きました」
移動しながら先生にそう伝えた。
「伝えてなかったか?まぁな。
結局。辞めちまったから偉そうな事は言えないが
アイツを黙らせるには十分だろ」
平然とした表情で言う先生。
まぁ確かに……。
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