子猫と私。

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「あ、藤崎さんの所の……あのすみませんが、 焼きそばの麺が入った 箱を持って来てくれませんか? あとソース。足りないみたいなので。 置いてある場所は、ここに」 「分かりました。 涼花は、睦月と一緒にそこに居ろ」 「は、はい」 私は、返事して先生の指示に従った。 そして先生が取りに行っている間 焼きそばをかき混ぜる方を担当した。 これは、結構量があるので重労働だ! くっ……混ぜにくいかも 私が必死に混ぜているとお客さんがきた。 他の組のママ達だろう。 「あの、焼きそばを2つ」 「私は、3つお願い出来るかしら?」 「はい。ただいまご用意しますね」 拓馬君のママが対応してくれた。 作りながら拓馬君のママが 「睦月君カッコ良かったわよ。 まるで王子様みたいで素敵だったわ」 そう言って褒めてくれた。
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