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「そ、そうですか?
ありがとうございます」
「あんな風にやろうと思っても
やれるものではないわ。
睦月は、それが自然と備わっているのね」
そう言ってくれた。
嬉しい…。
褒められているのは、睦月君だけど
それから拓馬君ママとしばらく
一緒に作業をしていたら先生が戻ってきた。
「先生。お疲れ様です」
「よっと……これで足りそうか?」
荷物を下ろしながら聞いてきた。
「はい。これぐらいあれば
大丈夫だと思います。
ありがとうございます」
疲れてしゃがんでいる先生を労う。
するとまた、お客が来てしまった。
「すみません。焼きそばを2つ」
「こっちも2つ下さい」
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