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どうやら睦月君に惚れてしまったらしい。
「もう帰っちゃうの?
茉莉華も一緒に帰りますわ」
「はぁっ?お前……あれだけ俺らみたいな
低俗と遊ばないって言ってたじゃねぇーかよ!?
大体、お前ん家って車じゃねぇーか」
拓馬君は、呆れた表情でツッコんだ。
「そんな過去の話を持ち出さないで。
茉莉華は、睦月様のお嫁さんになるって
決めたのですわ」
頬を赤くしながら言う茉莉華ちゃん。
「はぁっ?何だよ……それ。
女って意味分からねぇ~」
うんざりした表情で呟く
拓馬君に苦笑いしてしまう。
茉莉華ちゃんの変わりように驚いた。
あれから睦月君と仲良くやっているみたいだ。
ただし拓馬君とは、喧嘩友達?みたいだけど
「フフッ…茉莉華ちゃんのママは、
まだ来てないみたいだし
今日は、バイバイしようね」
私がそう言うと
残念そうな表情をする茉莉華ちゃん。
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