子猫と私。

30/32

553人が本棚に入れています
本棚に追加
/431ページ
疑問を思いながら食事する。 睦月君は、夕食が食べ終わると歯みがきをして 寝る準備する。 しかし、白雪と一緒に眠りたいらしく離さない。 仕方がないので先生は、 そのまま部屋に連れて行った。 眠る時は、いつも先生に絵本を読んでもらう。 私は、リビングの方でノートパソコンを開けて 資料を作っていた。 しばらくしてお茶を淹れるため キッチンに行っていると先生が戻ってきた。 気になり見ると先生の手には、 白雪が抱きかかえていた。 そして寝床になっているケージに白雪を入れた。 「お前は、こっちだ」 そう言いながら優しく白雪を撫でてあげていた。 顔は、見えないけど……。 きっと優しい表情をしているに違いない。 やっぱり勘違いではなかった。
/431ページ

最初のコメントを投稿しよう!

553人が本棚に入れています
本棚に追加