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お願い……返事をして。
すると小さな鳴き声が聞こえてきた。
見ると反対方向の道で白雪の姿を見つけた。
あ、居た!!
「白雪!!?」
白雪の名前を呼んだ。
すると白雪も私に気づいてくれた。
「ニャー」
鳴くとこちらに来ようとする。
危ない!?
「白雪。ダメ!!
私がそっちに行くから、そこで待っていて」
慌てて止めた。
車は、たくさん走って危険だった。
しかし白雪は、どうしてもこちらに来たい。
私の声を聞かずに
こちらに向かって道路を飛び出してしまう。
横断しようと真ん中まで来ようとしたら
1台の車が白雪に向かって来た。
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