最高のクリスマス。

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「……?」 睦月君は、きょとんと首を傾げた。 あ、そうか。 ガールフレンドだと分からないわよね。 「ガールフレンドは、女の子の友達って意味よ。 それか、好きな子が居るの?」 当てはまりそうな事を言ってみた。 しかし首を横に振られてしまう。 違ったようだ。 なら、何だろうか? 「じゃあ、何かな?」 まったく意味が分からず正直に聞いてみる。 だが、黙りになってしまう。 何で?私には、言いたくないってことなの? 意味が分からず混乱する。 完成した睦月君は、私に絵を渡してきた。 「あ、うん。 サンタさんに渡しておくわね」 そう言うとコクりと頷いてきた。 絵をもう一度確認するが、やっぱり分からない。 うーん。
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