最高のクリスマス。

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深い意味はない。 本当にそうなのだろうか? 睦月君は、どこか普通の子供と 違うような気がするし モヤモヤと考え込んだ。 翌日も準備を進めた。 幼稚園にお迎えに行くと 睦月君は、拓馬君とサッカーで遊んでいた。 睦月君がゴールを決めると 「素敵ですわ~睦月様~!!」 茉莉華ちゃんが遠くで応援していた。 すると私に気づき こちらに来てくれた。 「迎えに来たよ!帰ろうか」 そう言うとコクりと頷き 荷物を取りに行ってしまった。 待っていたら拓馬君が 「なぁなぁ、おばちゃん。睦月の所は、 今回クリスマスパーティーするんだって?」 そう尋ねてきた。
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