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もしかすると何かヒントになる事を
思い出してくれるかも知れないけど…。
悩みながらも絵の事を話してみた。
そうしたら拓馬君が
「あぁ、なるほどな」
そう言って納得する。
「何か知ってるのね!?拓馬君。
知っていたら教えて」
何を分かったのだろうか?
しかし
「秘密。睦月君が自分で言わないのを
俺が言える訳ないじゃん。
まぁ、そうなるよな。
俺は、いらないけど」
教えてくれない。
でも……えっ?
どういう意味だろう?
拓馬君は、いらない物なの?
意味が分からず立ち尽くしていた。
すると睦月君が戻ってくる。
「あ、睦月君……」
「まぁヒントだけやるよ。
おばちゃんが頑張るしかないんじゃね?」
そう言い切る拓馬君。
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