最高のクリスマス。

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えっ?私が……? 余計に意味が分からなくなってしまう。 それなのに拓馬君は、 睦月君の所に行ってしまった。 うーん。 ますます分からない。 帰り道。考えながら歩いていた。 チラッと見ると睦月君は、私と手を繋いでいる。 見ていたせいか私に気づき見上げてきた。 あ、見ていたのがバレちゃう。 「あのね。ちょっと寄り道して行こうか?」 誤魔化すように言う。 するとコクりと頷いてくれた。 危ない、危ない。 ふぅ~と息を吐いた。 商店街に立ち寄ることにした。 丁度いいや。 先生のプレゼントを決めたいし そのついでに探ってみよう。
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