最高のクリスマス。

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「さて出ようか?」 買ったことだし。 するとコクりと頷いた。 結局分からないままだった。 手を繋ぎながらお店を出ると睦月君が 「……プレゼント。これでいいよ」 そう言ってきた。 えっ!? プレゼント……これでいいって。 「こんな安いのなんて気にしなくてもいいのよ? もっと高いのねだってくれてもいいのだから。 プレゼントだって まだサンタさんから貰えるんだし」 焦りながら無茶苦茶な事を言った。 すると 「お姉ちゃん……無理しなくてもいいよ。 探すの大変でしょ?」 そう言うではないか。 それは……!? まさか、全部お見通しってこと……? 彼の発言に驚かされた。
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