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拭き終わると次は、
睦月君を拭いてあげていた。
睦月君のように
子供扱いしてきたのかもしれないけど
まだドキドキしていた。
静まれ……心臓。
そして、やっとクリスマスケーキが出来上がった。
後のご馳走も大急ぎで作り何とからしくなる。
「それでは、クリスマスパーティーをしましょう」
楽しいクリスマスパーティーが始まった。
結局、一度も誕生日の事は、言えなかった。
まぁ、半分諦めていたけど……。
どうせ言った所で、何も変わらないだろうし
私は、忘れるように楽しんだ。
頑張って作ったご馳走と食後のデザートに
あのクリスマスケーキを食べた。
先生は、甘いの嫌いだから、食べなかったけど
私と睦月君は、美味しく食べる。
「睦月君が頑張って手伝ってくれたから
美味しく出来たわ。ありがとね」
そう言ってお礼を伝える。
睦月君は、コクりと頷いてくれた。
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