最高のクリスマス。

23/30
前へ
/431ページ
次へ
「いや、俺の好きなデザインだ。 よく見つけたな?」 「商店街にあるショップで。 見つけて先生に似合いそうだなと思ったんです」 良かった……先生の好きなデザインだった。 嬉しくなる。 そうしたら先生が ポケットから何かを取り出した。 何だろう……? 私にその取り出した物を差し出してきた。 「丁度いい。お前にやる」 えっ? 見ると小さな箱のプレゼントだった。 これを……私に? 「あの……私が貰ってもいいのですか!?」 「当たり前だろ。  いらないなら返せ」 そう言われてしまう。 「い、いえ。ありがとうございます。 開けてもいいですか?」 まさか、先生から クリスマスプレゼントをくれるなんて 夢にも思わなかった。嬉しい。
/431ページ

最初のコメントを投稿しよう!

553人が本棚に入れています
本棚に追加