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小さな王子様。
「は、はい。」
『……あ、お姉ちゃん?』
その電話の相手は、睦月君だった。
えぇっ!?
何で睦月君か!??
驚いていると
『……今ね。迷子になって〇〇町にある
〇〇交番に来てるの。だからお姉ちゃん。
迎えに来てね?』
……えぇっ!?迷子??
「えっ?ちょっと、睦月君。
迷子ってどういうことなの!!?」
慌てて理由を聞こうとする。しかし
そのまま電話を切られてしまった。
唖然とする私。
だが、慌てて出掛ける支度する。
とりあえず〇〇交番と言っていたわ。
迎えに行かなくちゃあ……!!
支度をそこそこにして言われた交番に向かった。
〇〇町の〇〇交番って……確か。
幼稚園から少し離れた場所にある交番のはず。
急いで向かうと
確かに交番に睦月君の姿があった。
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