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そして翌日の夜明けと共に作戦を実行し、街の人間が一斉に攻撃を開始して城の道を開き、そこを駆け抜けた一行は道中に現れる敵を抑えながら魔王の居る城の最上階へと向かう。最低でも千春とセインは共に最上階へ行き、セインの奇跡によってできる30秒ギリギリで決着を付ける。(千春の剣がヴァロニアの腹を貫いた瞬間に30秒が終わる)
そうして神の宝珠を手に入れた千春は、
『優しい魔王の居る温かく平和な世界』
を神の宝珠に願うと、宝珠から発された温かく優しい光がそれぞれ空から降ってきて魔王城の中の戦いは止まり、ヴァロニアを含めた世界を救う。
が、役目を果たしたからか、千春の容姿を含めた性能は全て元通りの平均値になってしまう。しかし元の千春はこの世界に実体を持っており、他人や魔物に認識されたり、触れたりすることができるようになった。
千春が元々見えていた者達にはその姿を見られて驚かれるが、信頼は変わらない。
魔王城で心優しい魔王、ヴァロニアに別れを告げ、来た道を戻りながら街に着く事にそこで出会った仲間と別れていく。
最終的にセインと二人になると、二人で全ての始まりだったユイの墓を訪れ、争いの終わりと目標の達成を報告。
そうして全てを終わらせた千春は、セインと将来を誓い合い、終了。
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