男②②

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男②②

男は、自慢した。 「俺のは、デカくて長い。」 女は言った。 「女ってね、別にそこのアピール必要ないのよ。」 男は、自慢した。 「俺は、どんなに酔ってても、出来る。」 女は言った。 「私は、飲み過ぎたら出来ないわ。」 男は、自慢した。 「僕は、貴女を喜ばせる技を持っている。」 女は言った。 「私が喜ぶ技は、私しか知らないはずよ。」 男は、言った。 「男と女の相性というものは、寝なければ分からん!」 女は、言った。 「フフフ。そうかしら?」 笑って立ち去った。 男性諸君! 言うわよ! 女ってね、そこが一番大事じゃないの。 分かっているのかしら。 半世紀以上生きてきた女は、 耳年増なだけで、未だ経験無し。
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