七夕恋綴

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数年ぶりに訪れる 七夕の「星祭り」 君と出会った町の 煌めく星が出迎えてくれる 人波に流されるように歩いていると 見間違えるはずのない君を見つけた あのときと同じ柄の浴衣が 「見つけてほしい」と 伝えているように見えて 必死で追いかけてゆく 夏の夜空の星に見守られ 君への恋心を織り伝えよう 流れた年月が気持ちを 変えていたとしても 俺の想いには偽りがないから
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