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・ドン・キホルテス・アルフォンソ・デ・ラマーニャ……
エルドラニア王国・ラマーニャ領のもと騎士(父はドン・セルバンチョス)。
騎士道文化をこよなく愛し、ありとあらゆる刀剣類を自在に操ることから〝百刃の騎士〟の異名を持つ。
騎士を自負するものの、巨人退治で愛馬ロシナンデスを失くし、海上生活が主の海賊となってからは「船こそが我が愛馬」と、普段の戦闘では騎乗しない。
団内では敵船に乗り込んでの白兵戦担当の他、力はあるので操帆なども行う。
武芸に優れた騎士であったが、騎士道の理想を追い求めるあまり「飛び道具に頼る」ことをよしとせず、竜騎兵(※火器を使う兵士)が主流となる戦場において、時代遅れの無用の長物と見なされてしまう。
度重なる命令違反により騎士の身分と領土を没収された後、従者のサウロとともに「飛び道具にも勝てる古代の魔法剣」を求めて廻国修行の旅に出るが、オランジュラント地方で巨人退治を行った際、偶然、出会ったマルクの魔導書を用いた魔術に触れ、「魔導書を使えば、古代のような魔法剣を造れるかもしれない」と、〝禁書の秘鍵団〟へ参加することを決意する。
年は20代後半。褐色の肌に黒い瞳、黒い短髪のラテン系。
筋肉質でガタイがよく、キュイラッサーアーマー(※当時主流の胴体・上腕・太腿部分のみを覆う対銃弾用の分厚い鎧)に籠手と膝当ても追加し、今風のモリオンではなく、古風な騎兵用のクロウズ・ヘルムをかぶる。
また、左肩からは〝風車〟の紋章の描かれたカイト・シールドを下げ、腰には愛刀の中世風デザインのブロードソード(※ソロモン王の72柱の悪魔序列43番・堕落の侯爵サブノックを宿してある)とダガーを帯びる。
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