登場人物(第Ⅰ部=投稿小説部分から登場)

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・リュカ・ド・サンマルジュ……  フランクル王国のジュオーディン地方サンマルジュ村出身のもと農民で人狼(ルーガルー)。  全体~部分的まで自由に人狼化でき、その腕力や脚力は普通の人間を遥かに上回る。  戦闘時はその爪や牙を用い、団内では白兵戦や操帆などの力仕事を担当。また、その俊敏さから目標の強奪任務なども受け持つ。  素行が悪くケンカっ早いが、意外と愚痴が多く、仲間の非常識な行動に対してツッコミを入れることも多い。  病弱な妹アンナの病を治すために地元の教会へ魔導書の使用を求めるも認められず、やむなく教会の禁を破って、村の魔女を頼ったために「人狼刑(※狼の皮をかぶせられ、悪魔の力で人狼に変えられて村から追放)」に処される。  その上、あくまでも魔導書の使用を認めない教会のために妹は死去。怒り狂ったリュカは妹を見殺しにした司祭や村人達を虐殺、その後も人狼の山賊となって近隣の村々を襲い、〝ジュオーディンの怪物〟と呼ばれ恐れられる。  領主の雇った凄腕猟師に仕留められそうになった折、魔女のもとを訪れていたマルクに助けられ、マルクの「魔導書の自由使用」という理想に共感し、〝禁書の秘鍵団〟に参加する。  年は20代半ば。狼の金眼(琥珀色の瞳)を持ち、普段は白い肌に銀色短髪のハスキー顔。白シュミーズ(シャツ)に藍色のジャーキン(革ベスト)、黒のオー・ド・ショース(ハーフパンツ)、青い腰帯、頭に青いバンダナを撒く。  人狼化の際は、銀色の毛に覆われた狼男となる。
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