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でも、そんな勇気がない。そのジレンマが身体を蝕み眠れなくなってしまった。今では薬が手放せなくなっている。日々薬の量が増えていく…
命を絶つ勇気も辞めたいと言う気力もなくてそのまま2年も経ってしまった…
今日も終電ぎりぎりまで殆ど休憩もせずに仕事をする。
家に帰って薬を飲んで、落ちる様に寝て起きる迄の僅かな時間だけが唯一安心できる俺の時間だった…。
そして、今日も重たい身体を引き摺りながら仕事へと向かっていた…。
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