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天才は、今日も退屈です。
あぁ、僕にかかれば、物理も化学も、漢文だって、つまらないものです。
教授のつまらない講義を聴き流しながら、僕は、窓から外を眺めます。
ここは、東京大学。
まぁ、日本で1番頭のいい学校、ですかね?
僕?
僕は、これでも一応東京大学のトップを張っているんですよ?
すいませんねぇ、賢くて!
あぁ、ちょっとイヤミでしたか?
しかし、今日も退屈です。
どんな授業もI.Q200の僕の心を惹くことは、できません。
まぁ、ミニスカ美人の教授でもいれば、話は別ですが?
そんな事を思いながら、休み時間には、天才バカボンの漫画を読んで、笑っている僕。
その時、教室のドアが開き、ある若い女性が入って来ました。
へぇ?
中々の美人じゃないですか?
ちょっとそそっかしそうですが?
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