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レイン「女性を愛したならば、いずれにせよ
いくつかの壁は越えなければならんのだ。
その覚悟はあるかな。今回の場合その壁は、
私を倒す、という事になるが」
チェル、俯いて考える。
兵士B「レイン隊長」
レイン「(小声)脅かすだけだ」
チェル、ナイフを拾い上げ、構える。
レイン「よし! それでこそ男だ! 来い!」
と槍を構える。
チェル、動けない。
レイン「どうした、来ぬのか? ならば、そ
のご婦人の顔を拝見させてもらうぞ!」
と槍を使ってチェルの首元のペンダン
トを器用に取り上げ、手に持つ。
チェル「か、返せ!」
とレインに向かっていく。
レイン、チェルを適当にいなしながら、
レイン「よし、いいぞ! 愛しいその名を口
にしてみろ、力が出るぞ!」
チェル「キャンディ!」
レイン「ほう! 奇遇だな私の妹も……」
とペンダントを開き、絵を見て、
レイン「(激憤)私の妹だあーっ!!!!」
グッッサアァッ!!!
とチェルの胸を槍で串刺しにする。
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