一話 チェル・チェリーボーイ

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   絶命した三匹のクレイモ。    茶色のクレイモの体内から小さな輝く    オーブが1つ出て来る。    オーブはヒラメの体内に入る。 ヒラメ「一般的な茶色のクレイモからは、祝  福のオーブが一つ」    ヒラメの体と手に持ったナイフが一瞬    淡く光る。 リリー「そりゃそうだ」    青色のクレイモからは2つのオーブが    出て、ヒラメの体内に入る。光る。 ヒラメ「青からは二つ」 レイン「まぁ、そうでしょうね」    最後、赤いクレイモの体内からオーブ    が5つ出て来て、ヒラメの体内に入る。    少し強めに光る。 ヒラメ「(興奮)赤からのオーブはなんと5  つ! 普通のクレイモの5倍! 5倍よ!」 レイン「まあ、レッドクレイモですから」 リリー「掛け算なら習いました~」 ヒラメ「(不服そう)うん……つまり! 今  居る茶色のクレイモを全てレッドクレイモ  に変えてしまえば、数は5分の1で今まで  と同じオーブの数を得られるの!」 レイン「それは……確か法律で禁止されてい  るのでは?」     
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