一話 チェル・チェリーボーイ

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キャンディ「な、何! ヤダ!」     とペンダントを投げ捨てる。 チェル「いや、その、あの、好きだ! キャ  ンディ! 前からずっと!」 キャンディ「な……なんなの急に!」 子分A「ば、馬鹿野郎、チェル!」    男A・B、チェルを殴りつける。 チェル「な、なんだよ! いたい!」 キャンディ「や、やめなよ! そんな雑魚相  手にすんの!」    子分A・B、チェルから離れる。 チェル「キャンディ!」 キャンディ「あ、あり得ない!」 チェル「そんな!」 キャンディ「チェル、アンタ今まで一匹もク  レイモ倒した事無いんだって?」 チェル「まあ、き、機会が無くて……」 キャンディ「私とそういう関係になりたいな  ら、せめてクレイモ一匹くらい倒してきな  よ。女の私でさえ3匹倒してんだからさ」 チェル「わ、分かった……そしたら、そうい  う関係に……?」 キャンディ「口くらいはまともにきいてあげ  る。(子分たちに)行こ」 子分A「じゃあな、チェル・チェリーボーイ」 子分B「そのまま死ぬかもなぁ」    と嘲りながら立ち去る。     チェル、落ちたペンダントを拾い、埃     
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