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[C.E.74]
October.23【メサイア攻防戦の終結】
オーブ軍第2宇宙艦隊及びクライン派の戦力がZ.A.F.Tの軍事要塞〝メサイア〟を陥落させたことにより戦局が大きく傾いて、停戦勧告が発布される。 各宙域の小競合いはその後も数時間ほど継続されたものの、機体状況や搭乗者の精神面の影響もあって紛争が鎮静化するまでに大きな損害等は見受けられない。
October.24【P.L.A.N.T最高評議会の再編成】
前議長であったギルバート・デュランダル氏が戦時中に死去された為、現政権が臨時解散という形式で解体される。 戦後復興に関する協定を交わす為、臨時議長としてアイリーン・カナーバ氏を担ぎ上げて議員として11名の地区代表が新たに着任している。 しかしてこの再編成はおおよそ形式のみのものであり、戦犯として囁かれたP.L.A.N.Tは戦後条約締結に関する発言権が極めて僅かしか認められていない。 本件に関しては国内でも不服とする声があがっているが他国の心情を鑑みるに致し方ない部分でもある。
──(C.E.74年時の再編最高評議会議員内訳)──
最高評議会議長:アイリーン・カナーバ
外交委員:ジョージ・アダマン
行政委員長:オーソン・ホワイト
行政委員:クリスタ・オーベルク
司法委員長:ルイーズ・ライトナー
司法委員:パーネル・ジェセック
立法委員長:ジェレミー・マクスウェル
国防委員長:エザリア・ジュール
国防委員:ヘルマン・グールド
アラン・クラーゼク
リカルド・オルフ
──(敬称は省略する)──
October.29【特別外部議員としてラクス・クライン招致】
前大戦に於いて戦犯行為を行った兵士の処遇を決定する為の内部監査に際して、外部からラクス・クライン氏を招致して議会に立ち会わせる。 特に離反行為を働いたイザーク・ジュールを筆頭に複数名は彼女の擁護もあってか、極めて軽度の処罰で落ち着いている。
October.29【大西洋連邦の衰退】
同日、地球連合の暴走を抑制出来なかった責任を問い臨時大統領が辞任する。 死の商人が壊滅した影響もあり、企業連合体が混乱して経済界に大打撃を被ったとともに大西洋連合の発言権が縮小する。
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