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彼とワタシの日常
≪お風呂≫
「ねぇ、一緒にお風呂はいろう」
まるで雨に濡れた仔犬のように縋る瞳と、甘えるような声色に、
「うん。」
何も考えず、頷いた。
お風呂?いっしょに?
彼はその場で、大胆にシャツを脱ぎ始めた。
それから、ボーッとしていた私に近づき後ろから抱きしめた。
ありのままの素肌から熱が移り、
彼の鍛えられた硬い筋肉の感触にドキリとする。
それから耳元で熱い息を吹きかけながら囁いた。
「僕が脱がせてあげるね?」
私の体温が急上昇中だ。
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