第一章出会い

16/24
前へ
/24ページ
次へ
※※※※ ここは、実は私の住んでいる地域だ。 新潟県のスイ・・・・「ミイー」 足元から、可愛いい声。 見ると、そこに子猫がいた。 さっきまでは、いなっかたはずだが。 どこからやってきたのだろう。 愛くるしいまなざしを、僕に向けてくる。 僕は、猫なんて飼ったことがないし、どう接して良いかもわからない。 知らんふりしよう。 見なかったことにして、このまま帰ろう。 でも、僕が歩き出すと、何故か付いてくる。 どこかの家で、飼われているのか妙に人懐こい。 でも、連れてはいけない。 よその家の、飼い猫かもしれない。 もといた場所まで、抱いてつれていく。 軽い身体だ。 あったかい、ふわふわの体だ。 地面に、子猫を置いて歩き出す。 「さようなら」 だがしかし、またついてくる。 五回ほど、そんな事を僕は繰り返していた。 そして、気づいた。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加