第一章出会い

20/24
前へ
/24ページ
次へ
※※※※ そして、僕は今ペットショップのケージの中にいる。 大きなスーパーの中にあるペットショップだ。 毎日たくさんの人がくる。 時々外に出され、また元に戻される。 ある日、50代の夫婦が僕のケージの前に来た。 奥さんの方が言った、「お父さん、あの子に似ている子がいる。」 「目がまんまるで、とっても可愛いい。」 そしてまた、僕はケージから出された。 その人たちは、僕を抱っこして、頭をなでて、ほおずりした。 僕は、思いっきり可愛らしく、抱かれてスリスリしてあげた。 そして、「ボーナス払いでお願いできますか。」 ということで、その夫婦は、僕を買ってくれた。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加