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そこで遊ばせてあげよう、早速着替えて子猫をバッグに入れる。
誰かに見つかったら大変だ。
「静かにしているのよ、声を出さないでね。」
バックの中の子猫は、つぶらな瞳で私を見つめて、わかっているというような顔をした。
したように見えたのだ。
公園までは、誰にも会わずに着くことができた。
早速バックを開けて子猫を出してやる。
初めは怖そうにしていたが、慣れると元気に走り回る。
どこかへ行ってしまうのではないかと心配していると、不意にすぐそばにいたりする。
アパートの部屋では、この子はあまり声を出さないのに、ここではかわいい声を出して私に甘える。
そして、疲れたのか眠ってしまった。
公園に、連れてきたのは正解だと思った。
目が覚めたので、またバックに入れて部屋へ戻る。
部屋に帰ると、また子猫は、おとなしくしている。
心配しながらも、私はいつも通りに仕事にいき、帰ってからの、この子との生活を楽しむ。
そして、今日は週末。
仕事は休みだ。
また公園に行こう。
バックに入れて部屋を出る。
今日も無事に、公園に着いた。
子猫は、また楽しそうに走り回っている。
やっぱり連れてきて正解。
見ている私も幸せな気分だった。
「可愛いですね。」
その時、声を掛けてきたのは、若い男性だった。
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