第一章出会い

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第二章別れ 公園で、彼と出会ってから一年が過ぎたころ、私はプロポーズされた。 勿論“まる”と名付けてくれた人である。 勿論、勿論、私は受け入れ二人はゴールイン。 とっても幸せである。 ただ、新婚旅行から戻ってすぐに、“まる”は病気になってしまった。 あんなに元気だったのに、腎臓がんと獣医さんに診断された。 日に日に元気が無くなっていく。 ご飯も食べてくれない。 水も飲んでくれない。 私が、幸せになったのを見届けるように、“まる”は息をしなくなった。 ※※※※ 「神様、今回は死ぬのに随分と僕、無理をしましたよ。」 次に僕が、幸せにする人は、そんなに急いでいるのかしら。 どんな人なのだろう。 次の人と出会う為に、一度死ななくてはいけない決まりだ。 でも、少し寂しい時がある。 お別れしたくない。 僕だって、心が冷たい訳じゃない。 一緒に住んで、会話をして、好きになって、さよならは辛い。 どうしていつも、こんな風になるのかな。 でも、次の人の事も心配になる。 僕は、次に行かなくては。
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