始発5:45

4/5
前へ
/5ページ
次へ
もう目の前に見えてきた時ふとあなたは歩くのをやめた 「どうしたの」 『 』 「いまさら?」 『 』 「少し突然だったけど望んでたことよ」 「私、いま嬉しいのよ」 「あなたにまた逢えて」 そして呼吸をひとつふたつとおいてから 観念したような顔で私の手をふわっと包んでまた歩き出した
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加