尾行

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3日程入院して 自宅療養 (ごめんね 仕事休ませて…) (何言ってんの?あら 誰かしら はーい) (比佐子 志多見さんて方が) (え?通して) パジャマの上にカーディガンを羽織った (どう?あ!これお見舞い) (あ…すみません ありがとうございます) (比佐子お茶を… ) 去ろうとする母を止め志多見さんを紹介した (あ…この方刑事さんで志多見さん) (あ…そうでしたか 比佐子の母です わざわざありがとうございます 比佐子お母さん買い物行ってくるから) (うん!) (多野孝博だけど) (私も悪かったんです 恨みをかったのは) 私は一部始終を志多見さんに話した (その奥さんは?) (埼玉帰った後は…私はいけない事したのかな?でもどうしても許せなかった 人を見下したようなあの親子が 結局自己満足だったのも知れない) 話をして自然と涙が出てきた 色々と思い出したのだった (苦労したんだね…) 志多見さんは優しく涙を拭いてくれた (あ…ごめん) 私は首を横に振った 自然と見つめ合いキスをした (あ…ごめん肩大丈夫?) 志多見さんが慌てて離れた (大丈夫だよ) (ヨシ良くなったら 今度こそ美味しいもの食べに行こう 快気祝いだ) (ハイ 楽しみにしてます) 一週間休みを貰い その間ママや仲間がお見舞いに来てくれ 退屈する暇はなかった その間正康も久しぶりに帰ってきて 千加子もお兄ちゃんが来るならって事で 久しぶり家族4人枕を並べて寝たのだった
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