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(私も前に外国の方こられ あたふたした事があって 千加子が相手したけど 調度恭輔くんがいて助かったんですよ)
(私たちみたいな昔の人間は無理だわ)
(昔じゃなくても無理ですフフフ)
(彩ちゃん?って何ヵ国話せるの?)
(英語と韓国 中国ですかね あ!後博多ですばい)
(プッハハハ 面白い子ね 九州出身なの?)
(ハイ 博多弁でウケております)
(楽しそう…尚子さんだったかしら?昔銀座で働いててたって)
(昔 遠い昔の話ですね ほんのかじりですよ)
夕陽ママは私が連れて行ったスタッフに一人ずつ話かけて行った
私は見逃さないよう ママの話す会話を頭に刻んだ
夕陽ママは私の理想 このようなママになりたい 勿論大家ママもそう この二人は似てる
楽しい時間も終わり代行を呼び帰る事にした
代行代を恭輔くんに渡し それぞれ近場から降り 私は途中で降りた
それから一週間経った頃 夕陽ママから電話があり 来月二人だけで旅行へ行かないかとの誘いを受けた
尚子さんに相談 今の時期は暇だから大丈夫だと言われ 日曜日から行く事に決めた
帰りは火曜日になる どうやら招待券を貰ったらしく 九州の旅だった
修学旅行も行った事ない私は子供のようにドキドキしていた
この旅行が私の人生を変えるとは思いもしなかったのだ
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