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夕飯の時間になり 中居さんが呼びに来て 私たちは大広間へと向かった
沢山の方が座られてて 私たちは指定された席に座った
(こうして誰かに作って貰ったご飯を食べるって最高)
二人で乾杯した
(これからも比佐子ちゃんのお店 楽夢が繁盛しますように)
(ママのお店もね 乾杯)
(ママこれ美味しいよ~)
(比佐子ちゃん やっぱり私の妹みたいフフフ)
(そうですか?あ…さっきのビールが効けてるみたい ほろ酔い…)
すると隣の席に座ってるお客さんが私たちに話かけてきた
(お姉さんたち どちらから来られたんですか?)
ビール片手にコップに注ごうとする
(お姉さんは嬉しいわね~比佐子ちゃん?)
(ハァ…)
私は軽く頷いた
(お兄さんたちはどちらから?)
(僕たちは東京です 会社の研修で…)
するともう一人がやって来た
(すみません…青樹 ほら迷惑だ 行くぞ)
(えー!女性と飲んだが楽しいのに…)
何度も頭を下げ その男性は その男を席に戻した
その後食事を済ませ 部屋に戻り 後から外に出ようかとママが言った 夜8時頃浴衣を着たまま 近くの居酒屋に行ってみた
観光地だけあり 夜の街は浴衣姿ばかりで 居酒屋も各旅館の浴衣姿ばかりだった
大分名物の唐揚げとビールで再び乾杯
(明日何処に行こうか)
ママと話をしてると…
(先程はすみませんでした)
と声がした
振り返えると 大広間であった人だった
(あら お一人ですか?)
(イヤ 先輩と来てます)
(良かったら どうぞ 席も空いてないみたいだし)
(じゃ失礼します 中村さん こっちに)
その二人が一緒になり4人で話す事になった
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