言い訳

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私たちはその後店の中へ (ね…ママこのボトル棚の裏…壁だけど 空洞じゃない?ほら 叩いて見て) (え~良く分からないよ) (さっき裏に回った時 境界線ギリギリの割には 此処までだよね?) (なる程 良く分かったね) (この壁取っ払って 後ろを厨房にして 間仕切りで 料理を此処から出す カウンター後ろ ボトルのあった所は何も置かず 棚を置いて 一輪挿しと額を飾った方が ) 尚子さんの頭は小料理屋の店内を色々考えていた (でも お金の問題だけどね ) (後で大工をしてる森脇さんに電話してみる だいたい幾ら掛かるか) 尚子さんにも 働きやすい導線を提案した 夕方千加子から電話があり 華も落ち着いて来たと言った 病院には恭輔くんもやって来たけど 取り敢えず華が退院したら 話をすると言った そのまま入院したので 千加子も困ってると思い 千加子の身の回りを持って行く事にした 3日程の入院で退院後は 自宅に戻らず 実家に帰りたいと言う… 千加子の考えが良く判らず 退院したら恭輔くんを交え 話をしましょうで 私は帰宅した その後 二人に給料を渡す為に店に行って待っていた 揃って表れた二人は 給料を受け取ると 一言だけ お世話になりましたと言って去って行った その後 店は尚子さんと二人で切り盛り 華も退院し 今後の事で千加子の意思が固まってる事が分かった
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