新たな一歩

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(久しぶり 薫さん) (あ!!!!!めぐみさん 久しぶり 本当久しぶり どうしたの急に あ!楽夢どう?) (うん…実はね お店を小料理屋にしょうかと) (えー!!!!!もう驚き一杯) (今日は薫さんたちのお店見学) (やめてよ~良くスナック辞める気になったね?) (あ…紹介遅くなった こちらが薫さん 昔色々教わった…で!私が頼る尚子さん) (そんな教わったなんて 初めまして) (初めまして) (私もこの年だから スナックも潮時?夕陽ママや大家ママみたいに上手く出来なくて…そんな器でもないからな…ね 二人でずっとやって来たの?) (うちは狭いし 彼が料理担当だから 私は御配りするだけ カウンターのお客さんにお酒注いだり 話相手なったり まぁ…スナックみたいに 付きっきりじゃないしね 私一人で充分でしょう) それから 月日は流れ 小料理屋オープンになった チラシをたけしさん自腹で作って貰い 作らせて下さいのご好意に甘え 新聞の折り込みに入れて貰った 馴染みのお客さんも来てくれ はたまた夕陽ママと薫さんが店に来てくれた (比佐子ちゃんって 本当ビックリする事するよね~) (あら…わざわざありがとうございます どうぞ) ある程度準備をしてたが 千加子も入りバタバタとしてる時 (オープンおめでとうございます) 現れたのは 谷嶋さんと中村さん もう一人は知らない人だった (あら中村くんたちも来たの?こっち座りなさい) ママがそう言って 助かった (良かったら僕手伝いますよ) (え?でもね…お客さんに) (大丈夫 彼京都の老舗で働いてたから 厨房の中は分かる) (入っても良いですか?) (あ…すみません) 確かに彼の盛り付けは見事だった それと京都が頭に… 一段落して彼が席に着き (すみません 助かりました これ飲んで下さい) ビールを数本出した (女将…彼飲めないんだよ 雰囲気は好きだけど) (じゃ 烏龍茶で良いかしら) (すみません)
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