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店内に入ると お客さんで賑わっていた
広さは楽夢の2倍 イヤ2.5倍の広さはあり ホステスさんもママ入れて10人…
(いらっしゃいませ 珍しく岡ちゃんが女性連れて来るなんて…あら?楽夢のママじゃありませんか あ!今は女将でしたね~どうです?商売は)
(ぼちぼちですかね)
(やっぱりホステスさん揃わないとね ほらうちは殆ど20代…)
(あ…だからお若いお客さんばかりで)
(年配も多いのよ 男は岡ちゃんみたいにスケベだからね~)
(ママ酷いな…)
私たちはウーロンハイを頼み ママと岡田さんの会話を聞き流してた
(いらっしゃいませ)
利香ちゃんが私たちの元へやってきた
(さくらです 宜しくお願いします)
(源氏 さくらにしたんだ…)
(ハイ お久しぶりです)
(さくらちゃん 岡ちゃんの隣に座って…)
ママはその後 別の席に移動した
岡田さんがさくらちゃんの肩に腕を回す
胸元辺りを触る
私たちの顔をチラリと見るさくらちゃん
(岡田さん 彼女イヤがってるじゃない お触りキャバじゃないんだからね~)
(此処は良いんだよ!ほんのちょっとなら ね~さくら…)
(さくらさん 女将と私の横に座りなさい)
(でも ママが)
(あら私たちお客さんだから 客が言ってるだもん)
さくらちゃんは私たちの間に座った
(あら?岡ちゃんの隣に すみれちゃん ちょっと…岡ちゃんの隣に)
(ハーイ…いらっしゃい岡ちゃん すみれレモンフィーズ飲みたいなぁ)
そのすみれに 岡田を任せて 私たち少しさくらと話をした
(大変ね…)
(……自分で選んだから すみません)
さくらは泣いていた
ママがさくらを呼ぶ…
(ご飯でも食べに来なさい)
さくらにそう言って 私たちはplumを出た
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