不幸な少女との出会い

3/10
前へ
/17ページ
次へ
 けど確かに彼が居てもどうにもなりっこなかったな。詩人だし。  少ない荷物を手にボクは次の知人の元へと駆けつけた。  今度こそ上手くいってくれるさ、『ラック』を持ち合わせるボクの手にかかれば、嫌でも運は到来するハズ。  ※※※※※※  貴族階級の市街区。 「悪いけど私はとっくに引退したの。物騒な冒険者を続けたままじゃカッコいい男なんて出来ないわ。それに、落ちぶれた男に興味なんてない」  バタン!!  ※※※※※※ 「もう他にパーティを組んだからさ、ごめんね」 「え、それじゃボクもさ、、、是非パーティに!」  バタン!!  ※※※※※※     
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加