第1話∽殺しの依頼∽

12/14
9人が本棚に入れています
本棚に追加
/45ページ
俺 「目があって…心臓を 鷲掴みにされたような妙な感覚が走った…」 伊山が眉尻を下げた イヤマムラサキ 伊山 斑咲 「ど…どうするんです?貴方の事なので 次の手を考えてると思いますが…」 俺は片方の口角をあげる 俺 「当然だ、とりあえず今日は一旦退こう で…御前はいつまで俺についてくるつもりだ?」 伊山がニカッと笑う イヤマムラサキ 伊山 斑咲 「僕の依頼を達成してくれるまでですっ!」 まじか… 俺 「それ…ガチで言ってるのか?」 伊山は大きく頷いた イヤマムラサキ 伊山 斑咲 「はい!」 俺は小さくため息をつき、スナイパーライフルを 解体しつつ弾丸を抜き手入れをしながら アタッシュケースに収納した… 俺 「…勝手にしろ…」 俺はアタッシュケースを閉じてロックし 屋上から屋内に入り、廊下を歩く イヤマムラサキ 伊山 斑咲 「あの、どこ行くんですか?」 俺は振り向かずに 廊下を進みまた、階段をくだる 俺 「ホテルに泊まる…この麗し地区には 高級ホテルがあると聞いた… どうせ、寝るなら ふかふかのベッドで寝たい」 伊山が俺の隣に詰め寄ってきたぞ 鬱陶(うっとう)しいな…
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!