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7月の中旬、照りつける太陽の中僕はいつものように学校へ向かっていた
だが、１分もたたないうちにそんな日常は終わってしまった.........
目の前の状況はあまりにも日常とはかけ離れていた
「どうして.........僕が血だらけで倒れているの？」
わけがわからない、どうして僕が血だらけで倒れているのか
混乱している頭を何とか落ち着かせようとするがあまりにも突然の出来事のため
頭が追いつかない
どうして？解らない…
そんな疑問が頭を埋め尽くす中ふと『死』とゆう言葉が頭をよぎる
「僕は死んだのか？」
そう考えた瞬間、今まで感じたことのない恐怖感じた
そんなはずはない、と自分に言い聞かせるが体の震えがとまらない
「そんなはずはない、そんなはずはない、そんなはずはない」
何度も言い聞かせる、でも震えはとまらない
「あぁ.........そうだ、きっと夏の暑さのせいで幻覚を見ているんだ」
そう考えると自然と震えがおさまった、でも次の瞬間そんな淡い期待さえも崩れてしっまた
「おい、今車が学生をはねたぞ！救急車を呼べ！」
?だ、この血だらけの僕は幻覚じゃないのか？
嫌だ、死んだなんて?に決まっている
ぞくぞくと僕の周りに人が集まってくる
その中の1人男がこちらに向かってくる、このままじゃぶつかる体をこわばらせたその瞬間
ぶつからない？さっきの男は何処へいった？
どうして僕の背中側にいるの？ねぇどうして？
「すけた.........」
その時僕は確信した、死んだんだ僕は死んだんだ
目が熱い、泣いているから？喉が痛い、叫んでいるから？
今自分何をしているにかさえわからなくなる
こんなに、泣き叫んでいるのに誰も見向きもしない
僕の声は誰一人、うるさく鳴いている蝉でさえも誰にも届かなかった
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