お邪魔しますと彼がやって来た

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仕方ない、男女のことに関しては多分幼稚園児と大人の女ほどの開きがあるだろう。 マリは小6のときに5人の同級生から告白されそのうちのイケメン3人と付き合った、同時に。 そのあと彼氏は途切れたことはなく二股何のその7人とつきあったこともあり、疲れるので7人といっぺんにデートしたこともある恋愛豪傑なのだ。 でもねと今日は七海は反論する。 この私の素晴らしいドールハウスの様子をブログで見て、このイケメン写メールがきたのよ、会いたいって。 ピンポーン。 いそいそと二人で玄関まで出迎えドアを開けると、シュッと音がしてフリスビーのようなものが飛び込んできた。 二人でワッと言ってしゃがんだ。 そんなときにメールだ。 見ると、お邪魔します、ビックリしてしゃがみましたね、お友達がいらしてますねとある 。 フリスビーから声がした。 着陸するので動かないでと。 フリスビーはリビングに降り立ち、中から出てきた。出てきた? それは小さい男だった。 フリスビー大のものは円盤みたいな? さっきのお昼なんか盛られた?とマリ。 悪い薬でも盛られたかな、ほら私カワイイじゃんとマリ。 ふつうのハンバーガーだよと答える七海だがこれは夢よ、テレビでもつけてみようよとテレビをつけた。 すると臨時ニュースを申し上げますとアナウンス。 未確認飛行物体が100機をこえて襲来しました。 マリはああ夢だね、あり得ないと。 そうよと七海。 マリは七海の頭をぐしゃぐしゃにした。 なんか感じる?とマリ。 やあねえなんでこんなこと。 マリの爪が痛かったよ。 痛いなら夢じゃないよねと。 ところであなた小さい人ねとマリ。 ちょっとマリ失礼よ小さい人に小さいって指摘して傷つけるのは良くない、と七海。
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