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全体のあらすじ
魔王に敗れたアーサー王と12の騎士。アーサー王は命と引き換えに発動した魔法で、騎士達を逃がす事に成功した。
勇者ライトニングが逃げ延びた先は平安京だった。
平安京では人が鬼に変わるという。しかも外からは大江山に住む鬼・酒呑童子に狙われており、内では安倍晴明率いる百鬼夜行が夜の都を跋扈していた。
ライトニングは再び魔王討伐の準備をしなくてはいけないが、勇者として困っている民を放っておけない。平安京を救う事が魔王を倒す事に繋がると確信したライトニングは平安京を守ろうと決意する。
平安京にもアーサー王と12の騎士の伝説は伝わっていた、しかしそれは千年も昔の事だという。
ライトニングは仲間の騎士と再会するが、彼はライトニング達よりも30年も前にココに飛ばされて来たと言う。他の仲間達も年齢がバラバラだ。アーサー王が最後に発動した魔法は、時間を飛び越えて仲間達を散り散りにしたらしい。
酒呑童子討伐に向けて準備が進む中、ライトニングはアーサーの王妃・ジーンへの思いを募らせていく。世話係の蘆屋道満から「心に従えば良い」と言われ、葛藤するライトニングはついに鬼へと変じてしまう。
しかしジーンがライトニングの思いを受け止めた事でライトニングは人間に戻る。ライトニングとジーンは結ばれ、結婚式を開く。そこに現れたのは酒呑童子こと少年の姿をしたアーサー王だった。
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