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「どうしてかな?」
どうしてじゃねぇ!!
この子、分かってねぇのか!
「昼間も言っただろ。天音のそういう姿はヤバイんだっての。欲情しちゃうんだって。だから…早く服を着ろ。」
「そう…なんだ…ふふ。」
なんでそう嬉しそうなんですか。
私は必死なんですけど。
お願いだから、服を着てください。
「いいよ。」
「え?」
空耳か?
今、いいよって…。
「いいよ…我慢しなくても。」
「天音。言ってる意味、分かってる?」
「うん。さすがに………分かってるよ。」
天音は私の顔を見ながらはっきりと答えた。
さすがにこれは、本気のようだ。
どうも冗談とか言っている意味が異なるとかではないらしい。
つまり…。
昼間の話は、元からそのつもりだったってこと。
これは、彼女なりのお誘いなのだ。
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