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それを見た私は我慢出来ず、口に含む。
もっと時間をかけて触るつもりが結局欲に負けてしまった。
「あぁ!!」
舌先でそれを撫でて転がす。
その度に天音の艶かしい声が少しずつ激しくなる。
「千…景ちゃ…ぃ…ぁあ!」
私だって女だ。
だから女性がどのように触られたら反応するのか分かる。
だから最初は優しくして感度を上げていけば…。
クチュ。
ほら、少し触っただけでもこんなに…。
「天音、気持ちいい?」
「聞かないで…恥ずかし…い。」
「それでも聞きたいな。」
「千景ちゃんの意地悪。」
それは結構。
だって聞きたいんだから。
天音の"声"で分かっちゃうんだけど、それでも本人の口からね?
「気持ち………いい。」
「はっ。最高。」
どうして男が、彼女の気持ちを聞きたがるのか分かったような気がする。
答えを聞いても昂るし、聞かなくても反応だけで昂る。
これは確かに何回も聞きたくなる。
バカに出来ないものだなぁ。
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