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クチュ……クチュリ……。
少しずつ天音の中に指を進めていく。
その度に水音がする。
「ゃ……。」
初めて…ではないけれど慣れてないからゆっくりと。
奥まで入れたら、今度はゆっくり指を抜いていく。
「あっ…あっ………。」
痛くは………ないみたいだな。
普段清楚なのに、こんな風に乱れるんだ。
あの時は、今以上に余裕なんてなくて、ただ欲をぶつけただけだったからよく分からなかったけど。
本当無意識で、無自覚で。
それでいて天然で。
そんな天音に対して欲を抑えるのは、ちょっとしんどいけれども。
改めて思う。
両思いっていいな、と。
少しずつ指の動きを早くしていく。
その度に天音も反応してくれて。
官能的な声もさらに艶かしさが増して。
そして…………。
「あっ………ん………んんん………っ!!!!」
天音の身体は、跳ねて………脱力した。
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