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そのためバイキングは「いろんなものをちょっとずつ食べられる」貴重な機会となるのです。
ほとんど旅行時の朝食に限られるのですが、それでも定番のお惣菜以外に各地域の名物を並べてくれることもあるので、とっても楽しいのです。
たとえばわたしの故郷の北海道だったら焼き魚にホッケがあったり、夫の育った和歌山なら茶粥が用意されていたり、ちょっとしたご当地料理が旅行者には嬉しいんですよねえ。
仙台に行ったときなんて「ずんだもち」がちゃあんと並んでいて、喜んでたべたものでした。
また、普段つくらないようなバリエーションのお料理にも出会えるので、お家でのメニューにもおおいに参考になるのです。
ホテルの朝食バイキングでもその品数は結構多くて、あれも食べたい、これも食べたいとは思うもののなかなかコンプリートは叶いません。
そこでいつも、夫と「二手に分かれる」という作戦を敢行します。
「洋食がかり」と「和食がかり」に分担して、おかずが重複しないようにほんの一口ずつとってくるのです。
一口を半分こするので量としては微々たるものですが、こうすれば二人前でいろんな種類のお料理を味わうことが可能となります。
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