ラッキーゲーム開始

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俺の希望で母が連れて行かれた病院へパトカーで俺も向かうことにした。 パトカー内では俺と警察官との会話はまったくなかった。 病院に着き、とりあえずは使われていない診察室に入る。 診察室には、警察官2人と男性医師1人と女性看護師1人も一緒にいた。 ... しばらく、無言の間があった。 俺はずっとあのショックの余韻がなくならない。 ずっと記憶の母とあの時見た顔が交差する。 しばらく時間が経った。そして、ようやく音が放たれた。 「すみませんが、お母様を見つけるまでの経緯をお話しいただけますか?」 と警察官が言った。 唐突な質問だが、気狂っている今の俺はそんなことを思えなかった。 「はい...」と自身なさげに返事をした。 もう1人の警察官が質問した警察官にボソボソと何かを伝えた。 そのあと俺に質問した警察官は、 「わかりました。それでは、すみませんが立てますか?」 「あ、はい...」 と俺。 「別室の方ご用意できましたのでそちらへ移動させていただきます。」 確かに、医師と看護師の聞いている前で事情聴取なんか出来ないからね。と僕は思う。 そんなことを一瞬で思考しながら、不安が募っていく...
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