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カラン、コロン。
「いらっしゃいませ。おや、ケイスケ。」
彼は相変わらずドカッとソファーに座る。
今日もシャツをだらしなく着ている。
「はあ~っ・・・」
「ケイスケ、いつものいちごパフェですか?」
「・・・ああ。」
頷く彼の注文をただ、聞く。
「いらっしゃいませ、ケイスケおじさん!」
「・・・お兄さん、だ。」
マユミちゃんを睨まないで下さい。
「あれ、ケイスケっちじゃん。人間で自由に来れるとかすごくない?」
「まあな。この東(あずま)様に出来ないことはねーよ。」
タクが彼に話しかけても、軽い返事のみ。
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